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コーザルダイアグラム @/ A/ B/ C/ D/
2007.5 Juggling教本を大幅にリニューアルいたしました。
こちらは旧版になりますので、最新版は以下のページを参照してください。
Juggling 教本

Causal Diagram@

イントロダクション

コーザルダイアグラム(Causal Diagram)は1994年Martin FrostがJuggler's World(IJAの会報)の中で発表した画期的なジャグリングのノーテーションです。最初彼はこのノーテーションをパッシングのパターンを表記する方法として発表しました。実際このノーテーションは複雑なパッシングのパターンを簡潔に表現するのに見事に成功しています。しだいにこのノーテーションがソロパターンにも応用できることが分かり、一般的なノーテーションとして広まっていきました。このノーテーションの優れたところは少ない線の数で直感的に読み取りやすい表記を実現しているところです。

コーザルダイアグラムとラダーノーテーション

コーザルダイアグラムはすでに紹介したラダーノーテーション(LadderNotation)とよく似たジャグリングの表記法です。ともに時間軸を右向きにとり、ボールを投げる間隔をビートで区切っています。

しかし基本となる考え方は全く違います。下は同じ3ボールカスケードを2つのノーテーションを使って書き表したものです。比べてみてすぐ気づくのはラダーノーテーションが絡み合った3本の線で構成されているのに対して、コーザルダイアグラムはたった1本の線だけで描かれているという点です。このように少ない線の数で複雑なジャグリングのパターンがあらわせるのはコーザルダイアグラムの長所です。

ラダ-ノーテーション

コーザルダイアグラム

何といってもコーザルダイアグラムの最大の利点はパッシングのさまざまなパターンを容易に書き表すことを可能にしているところです。下の図は6クラブ4カウントというパッシングのパターンを表しています。

ラダーノーテーションでは1つの線が必ず1つの物体に対応していました。つまりラダーノーテーションは物体の動きを表現するダイアグラムだったわけですが、コーザルダイアグラムは物体の動きを直接表現しているわけではありません。ダイアグラムが表現しているのはもう少し”抽象的ななにか”です。これを理解することがコーザルダイアグラムを理解する鍵なのです。

いったん分かってしまえばコーザルダイアグラムはジャグリングをする感覚を実によく表現していることに気づきます。コーザルダイアグラムは読み取りやすいダイアグラムでもあるのです。

下にあげたのはボックス(Box)というパターンをコーザルダイアグラムで表したものです。Boxのイメージをよくとらえている事が納得できるでしょう。

さてどうして3つのボールの動きがたった1本の線だけで表現されてしまうのでしょう。コーザルダイアグラムの基本となる考え方を見ていくことにしましょう。

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