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ダイアグラムノーテーション @/ A/ B/ C/ D/ E/ F
2007.5 Juggling教本を大幅にリニューアルいたしました。
こちらは旧版になりますので、最新版は以下のページを参照してください。
Juggling 教本

ダイアグラムノーテーションE

新しいパターンを作る方法

今まではパターンを書き表す事だけに絞って解説してきましたが、今度は逆に未知のパターンを作りだすことに焦点を移しましょう。ダイアグラムを使って新しいパターンを作り出す事は当然可能です。要するに基本的なルールに従ってダイアグラムを書いていけばいいのです。ただこの方法は試行錯誤に頼る部分が多くなりますのでそれほど利便性の高い方法とは言えません。もっと機械的かつスピーディーな方法で新しいパターンを作り出そうと思えば後ほど登場するサイトスワップノーテーション(SiteswapNotation)を使うのがはるかに便利です。

ダイアグラムを書くとき次のような事に注意する必要があります。

  1. 一本の線を見れば必ず白丸、黒丸が交互に現れること。
  2. 一方の手に注目したとき白丸、黒丸が連続して現れてはいけない。
    (つまり2ビートの間にせいぜい1回までしかボールは投げてはいけない。)
  3. 取った瞬間にボールを投げる(つまり白丸と黒丸が同じ場所に重なる)ことは禁止。
    (投げたボールは少なくとも1拍以上手の中のとどまらなければならない)
  4. 一定の周期で同じパターンが繰り返されるものにする。

1は投げたボールは必ずキャッチするべきだという当然のことを言っているだけです。2,3は現実問題として不可能なパターンを作ってしまわないためのルールのようなものです。4は非常に大切な事です。周期のないパターンをだらだらと作ってもつまらないものができてしまうだけです。

簡単な例で作り方を見てみましょう。まずは下のような図を用意します。ここでは左右交互にボールを投げると考えてあらかじめ白丸と黒丸を書いておく事にします。( もちろん絶対そうしなければならないものではありません。)

とりあえず1つ目のボールを書き込みます。ここでは3ボールカスケードの基本の投げ方を使う事にします。

続けて2つ目のボールを書き込んでいきます。丸を線で結んでいきますがボールを投げるときは必ず白丸からスタートして黒丸で終わるようにしましょう。またボールをキャッチしてからは少なくとも1拍以上手の中にボールがあるようにします。

今作っているのはジャグリングのパターンですから、一定の周期を持ったものにしなければいけません。ここでは2つの※マークの間に繰り返しが見出せますから,これを1つの周期とする事にしましょう。その周期に注意して3つ目のボールをうまい具合に書き込んでいきます。

最後に必要のない線、丸印を消し、周期の部分を繰り返してダイアグラムを完成させましょう。

完成したら、実際やってみるかもしくはシミュレーションソフトにやらせてみるといいでしょう。ちなみに上のパターンはこの記事を書きながら適当に作ってみたものですが、どのようになるか実際にやってみました。当然の事とはいえうまくリズムがあってジャグリングする事ができるのは面白いものですね。ただ残念な事に見た目にはそれほどおもしろいものではありませんでした。パターンを創作すると言う事は得てしてそういうものです。いつもいつも画期的なすばらしいパターンが生み出せるものではなく、むしろたいていがつまらないパターンになってしまうものです。しかし試行錯誤をかさねていろいろ組み立てていくなかで非常に面白いパターンが見つかることがきっとあるはずです。自分だけのオリジナルパターンを作る、それはとてもすばらしいことではないですか?ジャグリングを創作する楽しみをぜひ味わってみて下さい。

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